お知らせ
社会福祉法人木の芽福祉会 御影倶楽部は、令和6年度 神戸SDGs表彰にて、「神戸SDGs功労賞」を受賞しました。
2025.01.15
神戸市が創設した「神戸SDGs表彰」は、持続可能な開発目標(以下「SDGs」という。)の達成による持続可能な都市を実現するため、SDGsの達成に向けて貢献した団体または個人に対し、「神戸SDGs大賞」、「神戸SDGs功労賞」、及び「神戸SDGs奨励賞」を贈呈する表彰制度で、「神戸SDGs功労賞」は長年にわたり活動し、功績が顕著な団体
又は個人に贈られるものです。
「神戸SDGs表彰」受賞について
今回は、大賞1団体、奨励賞1団体、功労賞2団体が選ばれました。
受賞理由となった御影倶楽部の「紙すき」は環境課題と福祉的就労の双方を同時に実現する持続可能なシステムです。白鶴酒造の酒パックを再生紙にすることで、高ベネフィットなものづくりを実現しています。
【神戸市による紹介とコメント】
福祉的就労として、「白鶴酒造」の酒パックの工場損紙を再生し、手すきの紙にする事業を行い、環境課題と福祉的就労の双方にアプローチした事業を実現している。
活動開始時期 2003年~活動内容等
法人設立以降、紙すきの授産事業を続け、2007年に就労継続支援B型事業所として指定を受けた。2011年からは、同じ地域にある酒造会社「白鶴酒造」から酒パックを譲り受け、資源循環と福祉を掛け合わせたユニークな活動をおこなっている。酒パック再生だけでなく、木くずや糸などの廃材を混ぜ込んだオリジナルの手すき紙を製造販売している。また、積極的にイベントへの出店やワークショップの開催、出張授業、施設での体験学習の受け入れをするなど、障害をもつ人たちの社会とのつながりの醸成や、地元での持続可能な事業の発展に貢献している。これらの長年にわたる活動は、SDGsの達成に向けた持続可能な都市の実現に貢献している。